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米軍の写真偵察と日本空襲 - 写真偵察機が記録した日本本土と空襲被害 単行本 – 2011/1/1
工藤洋三
(著)
1944年(昭和19年)11月1日,1機の写真偵察機が東京の上空に姿を現した.米軍機が東京に飛来するのは,1942年(昭和17年)4月18日のドゥリトル空襲以来だった. この米軍機は,戦略爆撃機B-29を改造したF-13と呼ばれる写真偵察機で,マリアナ諸島のサイパン島から飛来していた.F-13のクルーが所属していたのは第3写真偵察戦隊(3rd Photo Recon-naissance Squadron)で,部隊の英語名の頭文字をとって3PRSと略すこともあった.第3写真偵察戦隊の隊員は,自らを「日本の公認写真士(Official Photographers of Japan)」と呼んだ.日本軍の対空砲火が届かず戦闘機の迎撃も難しい高高度を飛行しながら,日本全土を「自由に」写真偵察を続ける任務をこのように形容したのである. 本書は,日本本土空襲における米軍の写真偵察を作戦の段階ごとに豊富な写真と図で解説したものである.巻末には写真偵察機F-13の作戦一覧表が添付されている.
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登録情報
- 出版社 : 自費出版; 初版 (2011/1/1)
- 発売日 : 2011/1/1
- ISBN-10 : 4990031490
- ISBN-13 : 978-4990031497
- Amazon 売れ筋ランキング: - 66,914位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年9月17日に日本でレビュー済み
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徹底した調査に裏付けられた秀逸の一冊。驚きの連続です。
2020年12月4日に日本でレビュー済み
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太平洋戦争の実態がよくわかる。日本の当時の軍部の情報収集の欠如、米軍との軍事力の格差に呆然となる。敗戦は必然であった。今日の平和を大切にしたいものです。
2021年8月29日に日本でレビュー済み
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近所の軍需工場跡地の戦中の航空写真が欲しくて入手したのだが、日本全国実に精密に計測したうえでの計画的犯行。
戦中の帝国日本軍、費用対効果などきちんと考えていたとは思えないなあ、と慨嘆
戦中の帝国日本軍、費用対効果などきちんと考えていたとは思えないなあ、と慨嘆
2017年8月21日に日本でレビュー済み
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ここまで撮影してのか!
と驚かされる、当時の米軍の航空偵察の綿密さと周到さには驚嘆させられるばかりです。
また空襲で破壊しつくされる前の
日本の都市の
「最後の姿」
を見れるのも貴重です。
と驚かされる、当時の米軍の航空偵察の綿密さと周到さには驚嘆させられるばかりです。
また空襲で破壊しつくされる前の
日本の都市の
「最後の姿」
を見れるのも貴重です。
2017年10月2日に日本でレビュー済み
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「昭和20年、留萌(北海道北西部の市)にまでB29が飛んできたんだ。B29の音は、グォングォングォングォンという、独特のうなる音がした・・」「終戦後にも高空を飛んでいて、それは非常に小さな銀の粒に見えた・・」
昭和20年7月15日、留萌市は艦載機による空襲に襲わていますが、上記は艦載機の乱舞やロケット弾による攻撃を実際に留萌港で体験した親の証言である。この話は子供の頃から聞かされていたものですが、B29の足でマリアナから留萌まで飛行が可能なのか?に長く疑問を持っていました。
本書はB29改造の写真偵察機F13による日本各都市の写真偵察作戦をまとめたものであり、F13独特の搭載機構(航空カメラ等)、偵察写真がいかにして撮影され、それが米軍の作戦にどのように利用されていったか、著者による米国での調査状況などが記されております。無論タイトル通り、ページの殆どはF13による日本各都市の偵察写真が掲載され、巻末には偵察記録データが記載されております。B29は各種記録や写真が入手可能ですが(操縦方法の翻訳まで出版されている)一方、F13の構造や作戦記録は多分?殆ど出版されておらず、本書は非常に貴重な出版物です。
で、個人的に知りたかった留萌市への偵察について・・・・・ありましたありました。しっかり空撮されています。当時、親が見上げていたであろうB29(F13)により撮影されたと思われる写真が、本書に掲載されている事に深い感慨を感じます。
留萌市への撮影の目的は、本書によれば石炭の石油化実験プラントを目標にしたものとのこと。(プラントの建物の残骸は1978年頃まで残存)親の証言が間違いでない事が確認できた次第です。
(余談ですが、終戦後に飛行・撮影した写真は、国土地理院のサイトに掲載されている古い航空写真だと思います。戦後の撮影は本書の対象外です。)
昭和20年7月15日、留萌市は艦載機による空襲に襲わていますが、上記は艦載機の乱舞やロケット弾による攻撃を実際に留萌港で体験した親の証言である。この話は子供の頃から聞かされていたものですが、B29の足でマリアナから留萌まで飛行が可能なのか?に長く疑問を持っていました。
本書はB29改造の写真偵察機F13による日本各都市の写真偵察作戦をまとめたものであり、F13独特の搭載機構(航空カメラ等)、偵察写真がいかにして撮影され、それが米軍の作戦にどのように利用されていったか、著者による米国での調査状況などが記されております。無論タイトル通り、ページの殆どはF13による日本各都市の偵察写真が掲載され、巻末には偵察記録データが記載されております。B29は各種記録や写真が入手可能ですが(操縦方法の翻訳まで出版されている)一方、F13の構造や作戦記録は多分?殆ど出版されておらず、本書は非常に貴重な出版物です。
で、個人的に知りたかった留萌市への偵察について・・・・・ありましたありました。しっかり空撮されています。当時、親が見上げていたであろうB29(F13)により撮影されたと思われる写真が、本書に掲載されている事に深い感慨を感じます。
留萌市への撮影の目的は、本書によれば石炭の石油化実験プラントを目標にしたものとのこと。(プラントの建物の残骸は1978年頃まで残存)親の証言が間違いでない事が確認できた次第です。
(余談ですが、終戦後に飛行・撮影した写真は、国土地理院のサイトに掲載されている古い航空写真だと思います。戦後の撮影は本書の対象外です。)
2018年5月8日に日本でレビュー済み
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こんな重要な記録を歴史を紹介してくれた著者工藤洋三さんに感謝します。
永久保存するべき書だと思う。
永久保存するべき書だと思う。
2013年11月18日に日本でレビュー済み
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筆者として、うんざりする言葉だと思いますが、資料的価値が非常に高い本です。
今後も未収録の画像をこのような形で発表してほしいです。
今後も未収録の画像をこのような形で発表してほしいです。
2014年10月3日に日本でレビュー済み
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B-29の偵察機タイプについてこれまで少なかった情報の補てんが出来た